9月10日に千秋楽を迎えた『銀ちゃんの恋』ですが、
ドラマシティ公演を観劇しておりましたので、今更ながら個人的な感想を書こうかなと思います。
花組観劇は、2016年の「雪華抄」「金色の砂漠」ぶりの観劇でした(笑)
まさかそんなに開いてたとは…
今回は水美舞斗さんが初東上公演&好きな作品ということで、観劇してきました!
開演前から蒲田行進曲!
開場され、席に着き開演を待っていると蒲田行進曲が!
いよいよ開演かと思いきや、開演前アナウンスでした(笑)
でもこれが、物語に入り込む準備が出来てかなりよかった。テンションあがりました。
アナウンスは、美風副組長だったかな?(違ったらすみません)
ちなみにどうでもいい事ですが、私が初めて蒲田行進曲を聴いたのは吉本新喜劇でした(笑)
流石の水美舞斗とそれに負けない星空美咲
私的水美さんのイメージは、真面目で硬派。銀ちゃんのキャラクターとは正反対。
でも関西人だからかコメディ部分の間とかタイミングが上手いよね。
そしてちょいちょい出てくる運動神経の良さ。殺陣カッコ良かった〜!
ゴミ箱の蓋を持ってのバレエジャンプはまさかすぎて、綺麗すぎて思わず笑いました(笑)
2幕のシリアスシーンは言わずもがな。観ていて辛かった…
最後のライトピカピカスーツもお似合いでした(笑)
そして今回ヒロインの小夏を演じた星空美咲さん。
彼女は前回バウでヒロインをされていましたが、未だにチェック出来ておらず(録画溜めすぎ問題)
ちゃぴちゃん(愛希れいかさん)に似てると話題になってた子というイメージでしたが、今回彼女の実力を見せつけられました。なんなのあの子凄い…
研3とは思えない芝居力。それに加えて歌唱力も高く、声も良い。
大人っぽさもあり、色っぽさもあり、と思いきや子どもっぽい笑顔も見えてそれがまた悲しくて…
とにかく泣きの演技が凄くて、めちゃくちゃ泣かされました。今後も注目していきます!
実質主人公
『銀ちゃんの恋』の登場人物はみんな必死に生きてて愛おしい。
私の中で銀ちゃんの恋といえば、ヤスの存在が大きいんですよね。
もはや主人公なんじゃないかという。
今回ヤスを演じたのは、飛龍つかささん。
飛龍さんはオールマイティーな方という印象なので期待大でした。
( なんとなく宙組版で同じくヤスを演じていた北翔海莉さんとイメージが近いような気がします。)
ヤスはほんとに愛おしい。あんなに人の為に生きなくても良いのにね。
空回りしてるのが切ないのよね。
そして階段落ちが決まった後の自分の感情との葛藤が…小夏とのシーンはもう辛すぎて…
飛龍さんのヤスはすごい後輩感?舎弟感?があってそこが終盤の場面を際立たせてたし、水美さんとの関係性もいい感じに出てて良かった。
個人的には今までで1番好きなヤスかもしれないと思いました。
ちなみに今回はドラマシティ公演だったので、「毎日放送からロフトへのジャンプで1万円!」なんてセリフもあって面白かった(笑)
(梅芸の隣に毎日放送のビルとロフトのビルがあります)
その他キャスト&まとめ
他の出演者についても軽く感想を。
橘役の帆純まひろさんはお顔がキレイで、人気俳優という立ち位置がピッタリでした。
トメ役の峰果とわさんはパンチパーマカツラ似合いすぎでしょうあれは(笑)
もはや地毛かな?くらい馴染んでました(笑)
悠真倫さん流石のコメディエンヌですね。普通のセリフで笑いを起こせるのは関西人としては憧れます(笑)
美風さんっていつまでも愛らしい。
そしてああいった、クセツヨの役やらせたらピカイチですよねぇ。
ふざけてる役の人にかぎって歌めちゃ上手いっていうのが宝塚あるある。
…今回他のキャストも個性的過ぎて書いてたらきりがないのでこの辺で。
いやー『銀ちゃんの恋』やっぱり大好きな作品です!
笑えて泣けて、最後はやっぱり笑えて
水美さんの初東上にピッタリな作品だったなと思いました!!
そして花組さんは久しぶりでしたが、どの組を観ても「やっぱこの組いいな〜」ってなっちゃうのが宝塚の沼ポイントですね…(笑)
次はまどかちゃんも大劇場お披露目公演ですし、もっと花組にも注目していこうと思います!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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